安西水丸さんの美術の教科書(COYOTE No.58)
前回に続き「教科書」を読んでいる。
今回の教科書は「安西水丸 おもしろ美術1年生(COYOTE No.58)」。
安西水丸さんの追悼特集だが、安西さんのイラストレーションを使った「美術の教科書」になっている。
最近、雰囲気のあるイラストを見かける機会が減った。
90年代のはじめまでは「イラストレーションブーム」だったと思う。
90年代の半ばからは「写真の時代」。
その後、写真はデジタル化で「スピード」と「低コスト」を獲得する。
シェアが減ってからのイラストレーションは、「図解的」「説明的」なものが中心になったと感じる。
安西さんの絵にある、特有の雰囲気がたまらない。
イラストレーションブームだった、良い時代が思い出される。
トップの画像は、シール絵画「DOGRUN」。
