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【お花見のついでに】大阪万博1970 デザインプロジェクト


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千鳥ヶ淵に花見に行ってきた。
桜の名所は数多いが、東京ならやはり千鳥ヶ淵だろう。
今年の花見は、小雨まじりの花曇り。
晴天とは、また違う景色だった。

千鳥ヶ淵を抜け、竹橋の東京国立近代美術館まで歩いた。

 

東京国立近代美術館では、5月17日まで「大阪万博1970 デザインプロジェクト」という展覧会をやっている。
1970年に開催された大阪万博のデザインワークが、当時の資料を集めて展示されている。

これだけだと「わりとよくあるやつ」と思われるかもしれない。
大阪万博を主題にした、書籍・イベント等は数多い。
僕も何度か足を運んだことがある。

だが、今回の「大阪万博1970 デザインプロジェクト」は、初めて見る展示物も多い。

イラストレーター・真鍋博の原画が展示されている。
まったく古びないセンス。超絶テクニック。思ったより小さい。
真鍋博の原画は、ポスターカラーで描かれている。
それなのに保存状態が良く、ほぼ当時のままなのだろう。

 

 

粟津潔のデザイン指定原稿や、四谷シモンが万国のために制作した人形もあった。

もちろん、あちこちでよく見るものも展示してある。
横尾忠則の「せんい館」関連のものや、岡本太郎「太陽の塔」の模型は、未だに見飽きることがない。

今日は、少しボリュームのある1日。
ここまで見てきて、すっかり疲れてしまった。

 

東京国立近代美術館には「眺めのいい部屋」という一画がある。
大きな窓とくつろげる椅子があり、皇居の一部とお濠を上から眺められる。
そして、これほどの空間にほとんど誰もこない。

間違いなく、ここは穴場なんだと思う。

あまりに心地よいので、閉館まで「眺めのいい部屋」に居座ってしまった。

ミュージアムショップに寄りたいと思っていたが、今日は時間切れ。
近代美術館を出てすぐの、竹橋駅から帰ることにした。

 

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